5月23日、日教組東北地区協議会の秋田県教組・岩手県教組・岩手高教組・山形県教組・山形高教組の委員長・書記長が、日政連候補予定者古賀ちかげさんに現場の声を届けるともに意見交換を行い、日政連国会議員に対し、「教職員の働き方改革の実現のための政策の実現について」を要請しました。
日政連候補予定者、古賀ちかげさんとの意見交換では、「学校では長時間労働が改善されておらず、働き方改革の実感は持てない」や「栄養教職員、養護教員についても定数改善が急務」など、現場実態を訴えました。古賀ちかげさんからは、「持ち授業時数の上限設定」や「定数改善」など法律を変える必要があること。また、「働き続けられる職場であることや、協力・協働で教職員を一人にしない職場が大切。そのために、学校の働き方改革をしっかりすすめたい」との決意が語られました。
また、日政連会長那谷屋正義参議院議員、水岡俊一参議院議員への要請では、「支援学校の子どもの急増に施設・教職員数が追い付いていない」「新採用者をはじめ、若年離職者が増加している」現状を訴え、働き方改革の推進と教育予算の拡充を要請しました。
これに対し、日政連那谷屋、水岡両議員からは、「学校の働き方改革をすすめる、教育の大切さを伝えるために日政連議員が重要である」ことや、「現場実態を国政で伝え、政策とのズレを指摘し、改善を継続して求めていくことが必要である」こと等が語られました。
要請書とともに、東北各県の学校現場から寄せられた約4000通のはがきを手渡し、日政連候補予定者古賀ちかげさん、日政連国会議員に現場の切実な願いを届けました。